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風邪の予防法はコレ!
人は一生のうちで200回風邪をひき、5年間風邪の症状に苦しみ、1年間は風邪のためにお布団に入っています。
やっぱ人生元気に過ごしたいので、できることなら風邪を引きたくないですよね。
後に映画化され大ヒットとなった小説「ジョーズ」の作者であるロバート・ベンチリーの風邪予防法は「鼻や口から息をしないこと」
らしいですが、今回は普通の人間でもできる風邪の予防法をご紹介します。
”手洗い・うがい、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、人ごみを避ける、ストレスを溜めない、マスクをする”といったものは基本的なことで大切です。
カーネギー・メロン大学のシェルドン・コーエンの2009年の研究では”睡眠時間が7時間より少ない人は、8時間以上の人に比べて3倍風邪をひく”ことが明らかになっています。
ちなみに疲労と風邪、寒さと風邪は関係がないというお話です。
基本的なことは大切でして、それはしっかりやるべきです。
やるべきですが、今回はあまり知られていない「風邪の予防法」をご紹介します。
基本にプラスαしていただくとなお効果的かと思います。
あまり知られていない「風邪の予防法」とは?
それは、休み明けの子供を避ける、人間関係の輪を広げる、顔に手をやらないという3つの予防法です。
休み明けの子供を避ける
なんだか非難轟々になりそうなタイトルですが、「風邪の予防法」として確かなものですから仕方がありません。
まず、風邪ウイルスの主要な保有者は”子供”です。
そして、彼らが休み明けに保育所や学校に行って狭い空間で一緒に活動してウイルスを共有します。
そのウイルスをおうちに持ち帰って、大人も風邪を引くことで一気に風邪が蔓延することになります。
このサイトの訪問者が1月、4月、ゴールデンウイーク明け、9月に増えることからも間違いないと思います。
ですから、子供に優しく接して温もりを教えるのは休みの間、休み明けは若干突き放して人生の厳しさを教える期間にするなどの工夫が必要です。
ま、半分冗談ですが休み明けの子供には手洗い・うがいなどを徹底させてよく眠らせましょう(一人で)。
人間関係の輪を広げる
最初がひどい話だったので、次は少しポジティブな話でバランスを取りたいと思います。
2004年のシェルドン・コーエンの研究では”対人関係で果たす役割りが1〜3種類しかない人は、6種類以上の人と比べて風邪をひく回数が4倍以上”だったそうです。
しかも、6種類以上の人は風邪をひいても軽い症状で済み、周りに撒き散らすウイルスも少なかったそうです。
風邪をひきたくなかったら、八方美人になれということでしょうかね。
違いますね、いろんなことに挑戦していろんな場所へ出て行ってアグレッシブに生きろということですね。
顔に手をやらない
風邪のウイルスは口から入って感染することが多そうと思っていませんか?
経口感染するウイルスもありますが、風邪のウイルスの主要な感染経路は目と鼻のようです。
僕らがウイルスがいるいろんなところ(エレベーターのボタン、電車のつり革など)を触った手で、目や鼻をこすったりいじったりすることによってウイルスが侵入し感染するのです。
それで、僕らは思いのほか顔を触っているようなのです。
ある観察では人は1時間に16回顔を触り、またある観察では1時間で3分の1が目をこすり、3分の1が鼻を触ったそうです。
顔を触らないための対策
利き手じゃないほうの手の甲で顔を触る
これを聞いたときは「なるほど!」と思いました。
普段利き手でウイルスがいそうな場所を触っているから、顔を触るのは利き手じゃないほうにしましょうというお話です。
単純なことですがけっこう効果的です。
さらに、手の甲で触ればなおウイルスはついていなさそうですよね。
ちなみに手の甲というのは僕のアレンジです(エッへん)。
メガネ・マスクをする
メガネ・マスクをするというのは僕が考えた方法ですが、これは物理的に目や鼻を触れなくするというものです。
マスクはウイルスが通過してしまうのであまり予防には効果がないらしいのですが、鼻や口を触らないようにはなります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
休み明けの子供を避ける、人間関係の輪を広げる、顔に手をやらないという3つの風邪の予防法。
基本の風邪の予防法にプラスして、出来る範囲で実践して頂ければと思います。
参照:ジェニファー・アッカーマン(2011)『かぜの科学』早川書房
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