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風邪の症状をどうするか?
風邪の症状の現れ方
「今年の風邪の症状はどんなのだろう」という言い方がよくされます。
でも、風邪のウイルスって「月単位」で変動してますので「今月の風邪」と言ったほうが正しいのかも知れません。
風邪の症状の現れ方というのはウイルスによっても多少違いますが、大体が喉のイガイガから始まります。
それは、ウイルスが目や鼻や口から侵入して上気道(鼻〜声帯)に感染することがほとんどの風邪のスタートだからです。
あなたの風邪に狙いを決めて
それでも、「あなたの風邪に狙いを決めて、ほにゃららブロック♪」なんて宣伝があるじゃないかと思うかもしれません。
風邪が鼻から、喉から、熱から始まるから、それに合わせて治療しようというものです。
このCMは別に嘘を言っているわけではないですが、普通の人にわかりやすいように物事を乱暴に言っています。
どういうことかと言いますと、先程も言いましたが症状は喉から始まって、そのあとに鼻や熱へと移行していきます。
ただ、喉が強い人は喉のイガイガに気がつかずに鼻からと思ったり、鼻も強かったりすると熱からに感じるというのが真実です。
人によって症状を感じやすい場所、感じにくい場所があるということです。
もちろん例外のウイルスもいます。
夏によく起こるお腹の風邪(胃腸風邪)を起こすエンテロウイルスなどは、腸にウイルスが感染して起こります。
下気道(気管支炎)や肺(肺炎)まで症状が来るインフルエンザウイルスやRSウイルスには気をつけなければなりません。
風邪と症状の関係って?
風邪をひいた時に症状として出る、咳、喉の痛み、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、関節の痛みなどは、すべてウイルスをやっつけるために自分自身で起こしているものです。
身体に入ってきたウイルス(風邪菌)をやっつけるために身体が自分で炎症反応(症状)を起こしているのです。
ということは、咳やくしゃみなどの症状を抑えてしまったら、ウイルスと戦えないのではと思いませんか?
症状を抑え込んでしまうと?
その考えはどうやら正解で、症状を完全に封じ込めてしまうのはあまり良くないようです。
症状があるから速やかにウイルスを攻撃できるのです。
でも、症状がウイルスと戦うのに必要だからといって、ほったらかしにできないほど辛い時もありますよね。
そういった時は症状を少し抑えたり、なだめたりしながら過ごしていくというのがいいようです。
風邪の症状のなだめ方
鼻水やくしゃみ・咳などは身体が異物(ウイルス)を体外に排出しようとしている働きです。
基本的には数日〜1週間ほどで治まるので、なるべく我慢した方がいいと思います。
あまりにも症状がひどい場合・長く続く場合は病院へ行って、症状を緩和する薬をもらいましょう。
で、風邪の時に我慢ならないのが鼻づまりと喉の痛みではないでしょうか。
これらも、症状がひどい時は医者へ行くべきですが、一刻も我慢ならないということがありますよね。
ですから、【ガンコな】 鼻づまりを治す方法・【辛い】喉の痛みの治し方というページを別に作って解説していますので参考にしてください。
まとめ
風邪の症状は身体の防御反応なので、基本は身体任せにしておきましょう。
それでも、我慢できない時や症状がひどくて体力が消耗してしまう場合などは、薬などを使って症状を緩和するというのが良い対策です。
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