花粉症と風邪の見分け方のこと

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花粉症と風邪の違い、その見分け方。

花粉症と風邪は同じ免疫システム

 

花粉症と風邪って本当に見分けがつきにくいですよね。

 

それもそのはずです。

 

花粉症と風邪は体の同じ防御システムを使っているのです。

 

その防御システムは、花粉症の時は花粉をやっつけようとしていて(花粉は人体には悪影響はないのですが間違って)、風邪の時はウイルスをやっつけようとしています。

 

やっつけようとしてる相手(花粉とウイルス)が違うだけで、花粉がひっついたり、ウイルスが感染する場所が似ているので、風邪と花粉症は見分けにくいのです。

 

それでも、花粉症歴30年(涙)の僕が体感してきたことを踏まえての見分けかたがありますのでご紹介します。

 

花粉症と風邪の違いを見分けるポイント

 

 

目がかゆいか、かゆくないかというのは花粉と風邪を見分ける上で最大のポイントとなります。

 

花粉は目にくっついて反応しますが、風邪のウイルスは目にはほぼ影響しません。

 

鼻水

 

花粉症の時の鼻水はサラサラしているのが特徴です。

 

かんでも、かんでも鼻が壊れた蛇口のようになりダダ漏れになります。

 

一方風邪の鼻水は、最初はサラサラしてますが、徐々に粘性を帯びたものとなります。

 

 

風邪は上気道炎と呼ばれることがあることからわかるように、風邪のウイルスはまず喉に感染することがほとんどです。

 

ですから、喉から痛くなったら風邪の場合が多いでしょう。

 

ただ、花粉でも鼻が詰まって、結果として喉が痛くなることもあるので、決定的な要因とはなりません。

 

くしゃみ

 

花粉のくしゃみはとにかく連発で出ます。

 

 

熱は花粉症でも出るのでなんとも言えないところです。

 

38度を超えるような熱ならおおよそ風邪と判断できるので問題ないと思いますが、37度5分ぐらいなら花粉でも普通に行くので難しい所です。

 

気持ち悪さ(げっぷ)

 

気持ち悪いというのは風邪でもあるでしょうが、げっぷが何回も出るというのは花粉症独自の症状です。

 

ざらざら感

 

目・鼻・喉・皮膚などどこでもいいですが、ざらざら感を感じたら花粉症の可能性が高いです。

 

期間

 

風邪はおおよそ2週間・花粉(スギ)は2,3,4の3か月。

 

両方ともあるもの

 

頭痛・寒気は両方ともあります。

 

まとめ

 

僕も3週間ぐらい前(2015年3月頭)にどちらかの症状が強く出たのですが、正直判断できませんでした。

 

昔は典型的な花粉の症状(かなり強い)が出ていたので、ある意味わかりやすかったのですが、最近はかゆみ・くしゃみ・鼻づまりなんかがかなり軽くなったので判断が難しいです。

 

ただ、それでも風邪と花粉症を見分けるとしたら注目すべきはやはり目の症状だと思います。

 

それ以外の症状は、なかなか見分けがつかないものが多いです。

 

花粉も症状がひどくなるとアナフィラキーショック(呼吸困難などを伴う)までありえます。

 

とりあえず症状がひどい時は風邪か花粉かに関わらず、「安静」にしておくのが良いでしょう。

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